本と映画のれびゅう

泣いたり笑ったり。

閑話休題 結局彼女と映画に行くことはなかった話。

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草食系〜という言葉が使われ始めた時のこと、僕はそれを言葉通りに捉えて大変困惑した思い出がある。真夜中にそんなことについて書いてみようと思う。すごーく暇な方、眠れない方などもしいらっしゃいましたら、お付き合いください。

 

もうずっと前の話。ある女の子とのデートで、食事をした時のことだった。副都心の百貨店の中にあるとんかつ屋で、彼女は僕に言った。

 

 

「〇〇くんって、ほんと草食系だよね。」

 

〇〇くんはもちろん僕のことだ。突然そんなことを言い出した彼女に、僕はただ驚いて何も言い返すことができなかった。

 

僕はいままさにお肉を食べてるよね?

 

彼女がロースカツ定食で、僕がチーズヒレカツ定食だからダメなの?チーズが弱くしてる?

 

初めてのデートで、会ってから数時間しか経ってないので、まだじれったい男みたいにはなってないよね? そもそも初デートでとんかつ屋を選んだのは僕だよ!これを男らしいと言わずして何が男だよ。あっ、男らしさイコール肉食でもないか。ややこしいな。

 

そんなことを高速で考えていると、また彼女は言った。


「色も白いし。」

 

色?肌だよね、 関係あるの?草食動物って緑っぽくないっけ?いや、茶色とかか。キリンは黄色だし。

 

待てよ、ロースカツをガンガン食べているこの子は肉食系で、草食動物である僕のことが好きとかそういう話?なんだよ、照れるな。でもそんな告白の仕方は聞いたことないぞ。


結局彼女とはそれっきりだった。今日は楽しかったというメールをもらった後、二回ほど僕から映画に誘ったが体良く断られた。僕は二回目断られた時に、一人で映画を観に行った。アンディーウォーホルの実験映画だった。とても長い映画だった。そしてまったくと言っていいくらい理解できなかった。正直彼女が断ってくれたことに、ほっとしたりもした。


負け惜しみではないが別に傷つきはしなかった。草食系だと言われた時点で気づくべきだったのだ。

 

おしまい。

 

ありがとうございました。

もし夜中読んでいる方がいらっしゃいましたら、おやすみなさい。