本と映画のれびゅう

泣いたり笑ったり。

春になるけど一向に元気が出ない!? とにかく憂鬱な気分になったら読みたい5冊。

スポンサーリンク

「憂鬱」って漢字がもうすでにイヤですよね。画数が多いどころか、画数を数えることすらできない(笑) 英語で言えば「BLUE」でしょうか。いきなりの余談ですがTHE BLUE HEARTSは「憂鬱な心」という意味らしいよ、と聞いたことがあります。本当かどうかは知りませんが、サウンドにぴったりだと思いませんか?

 

【目次】

 

憂鬱にも種類がある。 

憂鬱にも色々な原因がありますが、ここでは主に就職、進学などを控えてブルー、また1年経ったはいいが考えていたものとは程遠いブルーなど、そういった憂鬱を対象としています(笑)

特に中高生が読んだら面白いのではと思うものを、実際に自分が10代の頃に読んだもの縛りで選びました。憂鬱な気分をカラオケや買物では到底ぬぐうことの出来ない人達に。そんなの無理ですよね。特に10代の頃などは。

そういうことで発散させられるのは「まあ色々あるけどとりあえず今だけは飲んで忘れよー」みたいな割り切りをする能力が必要で、それは大人にならないと身に つかないですよね。でも大人が読んでももちろんOK。「ピアニシモ」とか「ぼくと、ぼくらの夏」は相当迷いましたが、やっぱり面白いですよ。念のためアラ フォーが読み直したから間違いないです(笑)

紹介の方法は。

そもそもブログのタイトルを「ブックレポート」にしているくらいだから、当然本を紹介しようと思って始めました。

ブログやるか!→何か好きだっけ!?→本だな!!!の流れが甘すぎました。

好きな本について分析的に書くとか、ましてや批評するとかは無理かもしれないと、すで に思いはじめています(笑)だから今回は箇条書きスタイルで書いてみました。この雑なスタイルなら一気にたくさんの本について書ける! というわけで、かなり短い紹介ですのでよろしければ読んでみてください!順不動です!

 

長距離走者の孤独 / アラン・シリトー

・感化院(少年院みたいなところ)に入れられた少年の飄々とした語り口が爽快。

・たぶん翻訳もすばらしいのだと思う。

・社会とのスタンスの取り方がとても勉強になった。

・権力に対し、「にっこり笑って心の中で舌を出す」ような態度。これが出来ない人は損をする。僕も損をしてきた口。

・あきらめなければこの世界はそんなに悪いものじゃない、という在り方はスラムダンクよりも先にこの本で出会った。

・早起きしたくなる。そして走りたくもなる。結果的に元気になる可能性もある。

長距離走者の孤独 (新潮文庫)

長距離走者の孤独 (新潮文庫)

 

 

ピアニシモ / 辻 仁成

・辻仁成の処女作。ファーストアルバム最強説。

・なんか誤解が多い気がするけど、この人の初期作品の瑞々しさといったらもうで、池澤夏樹のスティル・ライフとか好きな人もいける気がする。

・当時社会問題となり始めた、いじめや家族の形の変化を早い段階で書いている。

・BLUE MONDAYな感じ。

・さらっと読める。特に中高生に響くと思う。

・ラストの勢いに夢中になる。結果的に元気になる可能性もある。

ピアニシモ (集英社文庫)

ピアニシモ (集英社文庫)

 

 

ぼくと、ぼくらの夏 / 樋口有介

・推理小説が好きでない人のも読める青春推理小説。

・炭酸水みたいな読後感。この表現は相当恥ずかしく、またすでにおっさんだけど。

・読んでいる間、その人は冬でも夏を生きていることになる。

・かわいい同級生の女の子と協力して難事件を解決するのはすべての男の夢。

・しかしその夢をかなえられた者は未だかつていない。だからこそ読む。

・ド定番。とにかく一度爽快な気分になってみる。結果的に元気になる可能性もある。

ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

 

 

ムーンパレス / ポール・オースター

・ポールオースターはニューヨーク三部作と迷った。

・段々おかしな話になっていくのがオースター(笑)

・自分探し的な意味ではこれ。

・柴田元幸の訳ですよ、間違いないに決まっている。

・混沌とした状況のひとが混沌に向き合うことになる。荒療治、迎え酒的な方法も一定の効果がある場合もあると思う。

・オースターの小説を読むとニューヨークに行きたくなる。時間があれば実際に行ったらいいと思う。憂鬱打破にはこれが一番早いかもしれない。

ムーン・パレス (新潮文庫)

ムーン・パレス (新潮文庫)

 

 

フラニーとゾーイー(ズーイ) / J・D・サリンジャー

・これに感情移入できる人は、ちょっと生きずらい人だと思う。

・村上春樹の翻訳もすごいが、野崎訳も捨てがたい。もちろん僕が10代の頃読んだのは野崎訳。そっちだとタイトルは”フラニーとゾーイー”。

・たったあれだけの場面だけでも、書く人が書くと物語になることへの驚き。

・兄弟姉妹のこういう信頼関係はすごいと思う。滅多にないだろう。

・会話に出てくる言葉をキーワードとして興味を持って調べていくと、自分の世界をグッと拡張することができる。本書をそういう使い方するのもあり、ということだけど。

・ある種の頭の良さは思春期を大変なものにさせるという見本。

・だからこれを読んで、それもしょうがないんだな、と割り切ることも可能かも。結果的に元気になる可能性もある。

フラニーとゾーイー (新潮文庫)

フラニーとゾーイー (新潮文庫)

 
フラニーとズーイ (新潮文庫)

フラニーとズーイ (新潮文庫)

 

 

以上、「少年少女よ、憂鬱な時は本の世界に逃げ込め!」という記事でした(笑) 

ピーターパン症候群的な見方をされてしまいそうですが、自分を分析してみると実はそうかも!?と思ってしまいました。でも10代~20代の頃の経験がその後に大きく影響してしまうのはしょうがないですよね。