本や映画の感想集

最近はThe Doorsを聴いている

「BU・SU」 1987年 市川準監督

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久しぶりの更新なんですが、大好きな映画について書きます。ブログのタイトルも変えてみました。「本と映画のれびゅう」というあまり意味のないものに。これくらいがいいですね。前はなんだったの?という方は恥ずかしいのでそっとしておいてください(笑)

「BU・SU」 1987年 市川準監督

市川準監督のデビュー作。富田靖子主演。音楽でいうところのファーストアルバムのマジック同様に、この映画は市川準監督のデビュー作マジックがかかっている。現在でいう不登校の少女が、芸者見習いとして住み込みで働きながら高校に通い、自分自身と闘う映画。僕自身これを高校生の時に初めて見たのだが、耳がかーっと熱くなり、偶然出会えたことを喜んだ記憶がある。恥ずかしいけど、この頃の自分はこの映画に救われたような、いやそんな大げさでもなかったかもしれない(笑)さらに恥ずかしいことを言うと、映画が終わっても、主人公の麦子・芸者見習としては鈴女(すずめ)、の人生は続いていっているんじゃないか、と本気で考えたりした。80年代後半の東京の風景もいい。長く住んでいるとそんなに変わっていないような錯覚を起こすけど、都市の風景はかなり変わるものなんだなあ。

あの頃映画 「BU・SU」 [DVD]

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市川準監督は東京芸大の受験に失敗し、画家になることをあきらめたらしいが、失敗してくれてよかったよほんとに。かなり多浪したみたいなので、ご本人にはつらい経験だろうけど。あっ、この映画だけは、中高生にオススメしたい気もする。必要としない中高生もたくさんいるだろうけど。