本と映画のれびゅう

泣いたり笑ったり。

マンハッタン少年日記

スポンサーリンク

僕にとってニューヨークを舞台にした青春小説といえばこれ。

これは80年代後半~90年代前半くらい(いま40歳くらい)の高校生はみんな苦労して入手し読んでいた。どうしてそう思ったかというと、就職して30歳も少し過ぎたころ会社の同僚が「俺も読んだよ。どこにも売ってなくて友達のお兄ちゃんに借りた」と言っていたから。”みんな”というのはもちろんウソで、たぶん宝島(もう大きくなっていた)とか読んでる子達は読んだと思う。それにブルーハーツのマーシーとか佐野元春とか辻仁成とか、当時ビート文学を紹介してくれるお兄さんがいたんですよね。ネットなんかないから、雑誌のインタビューやラジオとかで。僕はバロウズとかギンズバーグを先に読んだんだけど「理解できないけどとにかくすごいんだ」とかなり無理していて、これを読んだ時は感動したなあ。これだ!と思ったんだけど、一体どの部分でそうなったのか聞いてみたい(笑) 少年がどんどんドラッグにはまって生活もむちゃくちゃになっていく悲惨な話なのに。知らないことに飢えていて、つくりものではないリアルな感じが面白かったのか。リアルとか言っちゃうのは恥ずかしいけど・・・。

その後バスケットボールダイアリーズというタイトルで映画化された。ディカプリオ主演。僕はかねてからリバーフェニックスにやってもらいたいと思っていたけどしょうがない。

マンハッタン少年日記

マンハッタン少年日記

 

 いま調べたら文庫が出てるんですねー。でも上の表紙こそが「マンハッタン少年日記」だという色んな意味でオールドなファンは多いのではないでしょうか。もちろん僕もこれです。いま中古なら¥1で買えるんだ。あんなに苦労して買ったのに(笑) 翻訳は梅沢葉子さんなのでどちらで読んでもいいと思いますけどね。

マンハッタン少年日記 (河出文庫)

マンハッタン少年日記 (河出文庫)